フォアスSOSOの熊野黒竹の支柱について

こんにちは。

今回はフォアスSOSOに使われている支柱材の熊野黒竹についてご紹介します。

 胡蝶蘭をより美しく見せるために裏側から花を支える支柱。花の角度や広がりなどを調節する支柱の重要度は計り知れません。

このたび、フォアスSOSOを発売するに当たって、地球環境に優しいSDGsの思想に基づいて従来の鉄製の支柱の使用を見直し、オリジナルの支柱の開発に着手しました。

 中でも重要な役目を果たしている支柱の曲線部分の開発には苦労が付きまといました。

柔軟性を持たせつつ、なおかつ花の重みにも耐えられるものをというアンバランスな課題に対して当社が着目したのが、地元和歌山県日高町の金﨑竹材店の熊野黒竹でした。

 試行錯誤の末、柔軟性のある熊野黒竹の枝を丸めて輪を作り束ねて、最適の角度にして紙テープで固定することで、花を支える強度と竹の特性を活かしたしなやかな支柱を作ることに成功しました。(意匠登録済)

 希少性の高い和の天然素材、黒竹。その国内屈指の生産地、日高町原谷で代々竹林の育成から手がける金﨑さん父子。時代と共に全国で廃業が相次ぎ、今では国内唯一の工房として紀州の黒竹産業を守り続けています。藪から竹を切り出し、3ヶ月以上かけて天日干しや炙りを加えることで生まれる深みある渋い天然の黒艶は、高級感あふれる和の雰囲気を演出すると共に、熊野詣の難所に群生していたことから、願いを叶える縁起のいい竹とも言われています。素材の目利きや美しい艶はまさに匠の技。

今回、フォアスSOSOの支柱として、初の生花とのコラボが実現しました。                                                                                                                             投稿 八木